環境
スマホで撮影した写真や動画を「家族で共有する」と「バックアップ」を目的にNASを使用している。
NASには「QNAP TS-433」に8TBのHDD「WD80EAZZ」を4台使用しRAID5で構築。
容量は約24TB。
ちなみに、これは2代目で過去に「QNAP TS-431P」を使用していた。
特に不満はなかったが5年ほど使用していたので、そろそろ替え時かな?くらいの持ちで入れ替えた。
バックアップ方法
このNASには写真以外にも録画サーバーで録画したファイルや種々雑多なデータの保存に使用している。
スマホで撮影した写真や動画は「WiFi接続」で「充電」の状態になると自動でNASにアップロードするようにQNAPアプリの「QfilePro」設定している。
帰宅して充電器にセットすると自動でアップロードされるので苦労知らずで良い。
もちろん家族のスマホにも設定している。
NASからPCのローカルHDDにファイル同期ツール「SyncToy」を使用してミラーリングを行い、さらに写真のみ「AmazonPhotos」にAmazonアプリを使用して転送を行う。
「AmazonEchoShow」がデジタルフォトフレームにもなって2度おいしい。
Amazonのプライム会員なので写真のみ容量無制限なのが嬉しい。
以前はNASにアップロードした時点で「AmazonPhotos」にも転送できたが今は出来なくなっている。
おそらくAmazonの仕様変更によるもの。
バックアップの強度としては、RAIDの冗長性に加えて、同じファイルがNAS、PC、AmazonPhotos(写真のみ)の3か所(なんならスマホ本体にもファイルはある)に保存されているのでバックアップとしては問題ないだろう。
バックアップの流れをまとめるとこんな感じ。
スマホ2 → ↑
その時に追加・変更されるファイルが事前に分かるので、今はやりのランサムウェアに感染したとしても被害は最小限に抑えられる。
(大量に更新があったら異常と分かるので)
なお録画データは容量が大きすぎるのと唯一無二のデータでは無いのでバックアップ対象外としている。
「無くなったら諦める」その割り切りがコスパを最大限まで引き上げる。
閲覧方法
PC(windows)では「PlayMemoriesHome」で、スマホ(android)ではQNAPアプリ「QuMagie」を使用して閲覧する。
そして外出時でも見れるように「VPN」を設定して閲覧できるようにしている。
もっと簡単に「myQNAPcloud」のLink機能でも良いが、QNAPのセンターを経由する関係で速度が遅くなる。
家族みんなで閲覧できてとても便利だ。
最近はミニPCが安いわりにサクサク動くのでTVに繋いでリビングPCとして使うのも良い。
そして問題発生・・・
その後、「QuMagie」での動画の再生で問題が発生し長い戦いが始まった。
ちなみに今ではこの問題は解決している。
今後、QuMagie動画再生問題を数回に分けて記事にしたいと思う。